十二神の内の一柱を各々の守護神とする、エオルゼアの都市国家群。
領地や権益、あるいは神々の解釈をめぐり、諸都市は
合従連衡を繰り返しながら、長き戦乱の歴史を刻んできた。
だが15年前、東の大国ガレマールによって6大都市一の強国
アラミゴが陥されたことを機に、情勢は一変した。
天空を航行する戦艦。連発銃で武装した兵士。
共通の脅威をまのあたりにしたエオルゼア諸都市は、密かに軍事同盟を締結。
「凪の時代」と呼ばれる、暫しの平和な時代を迎えたのだった。
そして、現代。各国が正規軍の整備を進めたために不要となった
傭兵や退役兵たちは職に溢れ、不穏分子と化していた。
これを憂えた、さる傭兵隊長は有能な者を集めて互助組織を結成。
様々なトラブルをよろず引き受けて解決する、新たな稼業を確立させるに到った。
その名は「冒険者」
冒険の世紀の幕開けである。